NVUSは、開発当初からの基本として、TurboHAMLOGのご利用の方のために、JARL奈良県支部主催の 奈良VUコンテストにおける、コンテスト後のサマリー・ログ生成を想定した構成としています。

現在、TurboHAMLOG では、デジタル手法を駆使した電子QSLカードの利用を促進する「HAMLOG E-Mail QSL」が提供され、ご利用が進んでいます。

今年度の第49回コンテスト後のNVUSご利用打診の局から送付されました、TurboHAMLOGによる生成CSVファイルでは、「HAMLOG E-Mail QSL」の機能をご利用である環境にて生成されたものがありました。

拙者は、まだ「HAMLOG E-Mail QSL」を利用していませんので、詳細については不詳ですが、情報を収集しますと、これまでのTurboHAMLOGとの相違に気づきました。

以下は、「HAMLOG E-Mail QSL」がTurboHAMLOGの環境に無い状況でのデータ閲覧画面です。

各更新記録は、Log番号の[No]列を始めとして、右端に[DC12]列までを含みます。

NVUSでは、ログ番号を使用しませんので、[Call]~[DC12]までの15列についてCSVテキストファイルとして抽出されたデータを使用しています。

ところが、「HAMLOG E-Mail QSL」を組み込んだ環境では、以下のように右端に新たな列[User]が付随します。

このため、通常の手法で、CSVファイルを抽出しますと、例えば以下のようになります。

NVUSでの処理の観点からしますと、各行のデリミターの数が一つ多くなり、15個となります。現在稼働しているNVUSでは、デリミターが14個の場合のみ対応しています。

同時に、列[User]のデータが、少なくとも、User, hQSL, Null の列データが含まれます。

現在のNVUSでは、これらの状況における対処は施されておりません。

従いまして、通常のこれまでご案内の方法では、サマリー・ログの生成は行えませんので、ご留意くださいますよう、ご案内させていただきます。